星と月のセレナーデ






『 熱いし痛いッ!! 』

「 そりゃそんな冷めきってて傷だらけだったら
熱いし痛いに決まってんでしょ! 」

「 全然起きないから心配したんだよ! 」



髪の毛を洗ってくれてる友香の手は
次第に強くなっていくもんだから



『 友香サン 痛いッス 』

「 あ、感情が全部手に 」



ケラケラと笑う2人の顔を見て
やっと張り詰めてた糸が切れた

あぁ、無事なんだ。



「 流すから早く目瞑ってよ 」

『 はぁ〜い 』



ザバーーン と大きな音がお風呂場に響く



「 身体は自分で洗ってよね、私達も
あんた起きるまでお風呂入ってなかったんだから 」



挟まれるように座る私に
ボディスポンジとボディーソープを渡して
髪の毛を洗い始める



『 ウィッス 』