星と月のセレナーデ






「 守ってくれたのは、星南です 」

「 星南が? 」



先程までは友香に向いていた視線は
何故か全て私に向けられている



...私??



「 ...覚えてないの? 」

「 姫ちゃんだよ あの状況を脱したの 」



終始黙っていた胡桃様が口を開く
その場にいた2人から言われた
消えかかった記憶



「 俺が着いた頃には
男達が倒れていて その中心には
鉄パイプを持った星南が立ってた。 」



界人が助けてくれたんじゃないの?
私何したの?

考えても考えても思い出すことない記憶

ただ私の左奥から2名ほど
クスクスと笑う声が聞こえてくる