星と月のセレナーデ






「 良い友達もったな 」

『 でしょ。 』



頭をガシガシと撫でるお兄ちゃんは
いつもよりなんかかっこよく見えた



「 感動中にごめんね?星南も帰ってきたし
今日の出来事詳しく話してもらっていい? 」



翼くんの言葉にみんながその場へと座り込んで
視線は友香へと移される

緊張なのか恐怖なのか不安なのか


...きっと全ての感情でグチャグチャな
友香の手をギュッと握れば

少しだけ安心したかのように

ポツポツと話す今日の出来事。
友香にとってはすごく怖い思いをしたこと

あの時のあの震えきった友香を思い出すと
胸がキュッとなる


...でも、なんで私達助かったんだろう。


記憶をゆっくり遡ってみる


微かに聞こえた 界人の声
あぁ、界人に守られたんだ。