星と月のセレナーデ






「 ...そうか。 」

『 界人が怖かった。
...違う 界人達みんなが怖かった
私ね、今日友香を助けに行った時
胡桃様に聞かれた “ 覚悟はあるの? ”って 』



伸ばしてくれた手に自分の手を掛けて
ギュッと握る

春の夜風の冷たさとは打って変わって
握った手は暖かかった



『 私ね、四神の皆好きなんだ。
勿論 志帆も友香も大切なの。 』



もう一度再確認した覚悟
界人にも話さなきゃ



『 守られるだけの女じゃないよ 私 』

「 知ってる 」

『 私が四神も友達も界人のことも
守ってあげる。これが私の覚悟 』



伝わったかな?
初めて 自分の想いを伝えた今日

界人は今何を思ってくれてる?

不安な気持ちがいっぱいで
握っていた手に力が入る