星と月のセレナーデ






「 ダメだ。こうなったら起きない 」



ため息交じりのお兄ちゃんに
最後の最後に振り絞った力で頭をぐりぐりと動かせば
「わかったわかった」とまた私の頭を撫でてくれる



「 良夜さーん!すみません
そこにあるブランケット取ってください! 」

「 なんだ寝たのか 」



翼くんの声が段々と小さく聞こえる


ふわっとしたものが身体に掛かり
撫でられる頭が心地良かったのが最後


スッ...と目の前が真っ暗になった


きっと私は眠りについたんだと思う