星と月のセレナーデ






「 そりゃ千尋も息するよ... 」

「 あれはカエルが喋ったからでしょ 」



ゼェゼェと肩で息をする

登り終わったし これで終わりッ!
そう思っていた私たちは
肩からリュックサックを下ろし建物の前で座り込む



「 こらこら みんな座らないよ
上に着いたらまた追って説明するからって
先生言ってたでしょ、ほら立って 」



座り込んだ 私と友香に手を差し出す志帆は
男子3人が差し出した手に入る触れることなく

自分で立って。と一言を放ち
スタスタと先生を探し歩く



「 あら〜!鷲見さんグループが一番乗り〜!」



宿から出てきた先生は
すごくにこやかに迎えてくれる