星と月のセレナーデ






時刻は既に15時半


登り初めてからかれこれ 4時間程経った

ミッションは4つともこなして
あとは最終目的地である宿へ向かうのみ

スマホをみれば 電波が入らなくなっていて
圏外になっていた。

それほど高く登ったということ。


周りの風景も森だった場所が
徐々に竹林へと変わっていて

まるで違う世界へ迷い込んだんじゃないかと思うほど
景色が一変した



「 ねぇねぇ!あの看板! 」



1人先に走り出す友香を追っていく



「 これなんて読むんだ? 」

「 嫦娥 じょうが こうが
どっちの読み方かは分からないけど 」



なるほど だから 竹林ってわけか と1人納得する志帆
謎を解いた名探偵のようにニヤリと笑っていて

取り残された組は顔を見合わせて
ポカンとしていた