星と月のセレナーデ






見事 玄の水鉄砲は 友香の顔面へクリーンヒット

前髪から水滴をポトポトと垂らす友香の顔は引きつっていて
多分 きっと 今のこの現状全員顔がひきつっている
1人を除いて



「 ギャハハハ 友香びしょ濡れじゃねぇか! 」



地面に笑い転げる 葵
プルプルと震える友香を交互に見て悟った


ワタシハ モウシラナイ ...


今回は心の中ではなくちゃんと拝んであげた

私に習ってか
志帆 玄 聖 も 葵に向かって拝んでいて
一礼すると スタコラサッサと私達は歩く

しばらく歩き続けると

バッチーーン と 大きな音がなり
鳥達もバサバサと音を立てて飛んでいく



「 葵のバカ!! 」



恋する乙女の一撃は意外にも重たく
自分の荷物を葵へ渡して

私たちの所へスキップしながら戻ってきた



「 友香ちゃん ごめんね? 」

「 ほんと 最悪ですよ〜! 」

「 元はと言えば 聖が避けるからだろ? 」

「 いや、避けるだろ?! 」


そんな会話を聞いてまた笑い出す
少し緩めて歩く志帆に歩幅を合わせてみる