星と月のセレナーデ






先程までそんなの持ってなかったでしょ。
ため息を着く志帆と裏腹に
「 川行ってくるー!! 」と私たちの横を流れる川に
返事も聞かず走っていった



「 あの人たちなにしてるの? 」

「 全然わからない 」

『 え〜私も持ってくればよかった〜〜! 』



持ってこなかったことに項垂れていれば
横から何言ってんのと言わんばかりの視線



『 ジョーダンデス... 』



ハハハ ハハ と 乾いた笑いが 山へと響いた

今はこの騒がしさがすごく落ち着く
何も見てない何も見てない
呪いのように唱えていたはずがいつの間にか消えていた



「 スキあり! 」

「 うわッ!あっぶねぇ〜!
当たる、と、ころ...だった...。 」



何かを思い出したのか 聖がゆっくりと
こちらを向く

キャァッと甲高い叫び声が真横から聞こえてきて
ゆっくりとそちらの方へ向く