「 そこにもうパン焼いたのあるから持ってっちゃって 」
「 あいよ〜 」
私のお家は
みんなでご飯を食べるというルールがある
みんな揃っていただきます
「 親父? 」
「 なんだ? 」
「 星南が清澄行くってことは
誰かが毎回送り迎えしなきゃいけないけど 」
確かに...?
私が今住んでるのは南区 学校があるのは中央区
隣街といっても電車で1時間以上はかかる
『 でも私電車通学とか憧れだったんだぁ〜 』
密かに高校生になったら
やってみたいことリストの中にある
電車通学のことを打ち明けてみる
「 あぁ、その話? 」
「 流星の大学も丁度中央区だろ?
だから、引っ越すんだ 」
私のやってみたいことリストは静かに消え去り
両親のフットワークの軽さに驚かされる。
