星と月のセレナーデ






『 あッ!弥涼! 』

「 界、星南ちゃん来るなら連絡しろよ 」



ホラホラと私の背中を押して界人の座っているソファーへと
無理矢理腰掛けさせられる。



「 カフェオレでいい? 」



そのままの足取りで
冷蔵庫へ向かってカフェオレを私に向けてくる



『 うんッ! 』

「 はい、どーぞ。 」

『 ありがとう! 』



さっきまで座っていた場所に座ると
足を組んで界人を注意する



「 聞いてんのか?界、洗濯物溜まってんのに 」



お母さんみたいな弥涼と反抗期の息子の界人
2人のやり取りは面白いけれど
なんか来てしまったことに申し訳なさを感じる


「 ほら、これを見ろ 」



指をさす弥涼の指につられ
左を向けばこんもりと山になっている洗濯物が視界に映る




「 女の子にこんなとこ見せられないだろ 」