星と月のセレナーデ






急に掛けられた声にビクリとする反面
今私界人にだっこされてる
無理。お嫁に行けない
全てを諦め脱力する

フッ と笑った声と同士に背中をポンポンと叩かれる



「 総長、もう皆さん部屋にいらっしゃいますよ 」

「 あぁ 」



返事が返ってきたことがそんなに嬉しいのか
ニコニコしながら一礼してカウンターらしき所に戻る

私も不思議な空間に好奇心が強くなっていき
降りると界人の肩を叩く



「 チッ 」

『 舌打ちした? 』

「 あ?気のせいだろ 」



確実に聞こえてましたけど。
なんて視線を送れば
こっち見ることなく歩いていってしまう



『 ここって 』



薄暗さに目が慣れて 自分の足で歩いてみた
ここがどんな場所だったのかがわかる



『 水族館だったんだ 』