星と月のセレナーデ






「 流星〜もう少し静かに階段降りて来なさいよ〜 」

「 腹へった〜 」



話の噛み合わない会話



「 星南、流星に見せてあげなさいよ 」



ソファーに寝っ転がるお兄ちゃんに
ドドンと音が鳴るように合格通知書を見せる


スマホをいじって全然見ようとしてくれなお兄ちゃんに
痺れを切らして足でチョンチョンと触ってみる



「 ん? 」

『 みてみて! 』



どれどれ?と見せた紙を音読するお兄ちゃんは
後半に連れてどんどんと声が大きくなり



「 合格?!よくやった! 」



そう言って私の頭をガシガシと撫でた



「 これで家族全員清澄出身だな 」



伸びをしながら満足気に立ち上がり
「 翼に電話かけてくるわ 」と自分の部屋に戻っていく