星と月のセレナーデ






「 星南〜、帰るよ〜!」



帰りの支度をしてる私の席に
友香が迎えに来てくれる



『 あれ?志帆は?』



いつも2人で迎えに来てくれるはずが
今日はその姿がなく教室を見渡してみる



「 あ〜...今日は用事があるみたい。
号令してすぐに帰っちゃったよ 」

『 そっか 』



珍しいこともあるんだなぁ。
私にはなんもお昼の時言ってくれなかったのに

少しだけ寂しい気持ちになる



「 何だね?私1人じゃ不満かね? 」



肘で私を突く友香に
『 そんなわけないじゃん!』と言えば
私の腕に自分の腕を絡ませてくる