星と月のセレナーデ






『 え? 』

「 あ? 」

『 はい...? 』



どういうこと...??

仲良くも何もあなたスマホいじりながら
人の髪の毛も弄ってて話もなにもなかったじゃん?

これ、私が悪いの?



「 あと、敬語やめろ... 」

『 わかった。月城さん 』

「 呼び捨てでいい... 」

『 名前、わからない 』



そういうとさっきの怒りがなくなり
少しシュンとしていた。

だって名前...聞くタイミングなかったんだもん



「 そうだよな、自己紹介してなかったよな
 月城 界人 - Tukisiro Kaito - 」

『 あぁ、だから界って呼ばれてたんだ 』

「 お前は界人って呼べ。 」



有無を言わせないその態度に
『 わかった 』という言葉だけが私の口から溢れた

それを満足そうに私の頭を撫でる彼

少し機嫌が直った界人から視線を弥涼に向けると
玄も聖もそこに座ってて

びっくりした顔をしていたけれど
私の視線に気が付いたのか


親指をグッとされた