星と月のセレナーデ






隣の彼は暇そうに私の髪の毛を弄っていて


弥涼はPCに釘付け。


話は結局流れたまま


流れたというか、明確にならないまま
時間が過ぎる。

私は一体何をしているんだろうか


視線を上に上げれば綺麗な青空が見える


あ、そういえば...
彼の名前...知らないや

月城さんってことだけはわかってるんだけどなぁ...。


教室に戻るタイミングも
名前を聞くタイミングも

両方とも失った私は

深い深いため息をもう一度ついた



「 なに?星南ちゃん暇? 」



2回もため息を吐いた私を気にしたのか
PCから顔を上げる弥涼



『 そういうわけじゃないですけど...。
 初めて授業サボったなぁ...とか
 なんで私はここにまだいるんだろうなぁ...とか? 』



思ったことを口にしてみれば
「それを暇っていうんじゃない?」と笑われた