星と月のセレナーデ






『 えッ 』

「 いって 」



パチン と乾いた音が会議室へと響く


え、何事...
大きな乾いた音に
びっくりして、鳴らした張本人を見れば

そっぽを向いている



「 なんだよ、一丁前に独占欲かよ 」



ニコニコしながら叩かれた手をブラブラと振って
「 いって~ 」と言ってる弥涼



『 大丈夫? 』



そう心配すれば
先ほどまで握られた手が離れて私の肩に手が回る

急にグイッと引っ張られ、彼の方へ身体が傾く


なんだこの状況は


急な展開に私の頭はついていけない
これが思考回路はショート寸前ってことなのかと感じる