星と月のセレナーデ






「 初めまして、俺の名前は碓水 弥涼 - Usui Isuzu -
 弥涼って呼んで?」



私の目線に合わせるように
跪いてくれる彼はきっと優しい人なのだろう

折角、名乗ってくれたのに
私が名乗らないのも失礼だよね?

よしッ



『 私は、天川 星南です 』



ちょっと小綺麗なお姉さんを目標にして名乗ってみる

呼び捨てでいいのだろうかと考えたけど
本人がいいよって言ってるから
深く考えないでおこう



「 星南ちゃんか、可愛い名前だね 」



この人は褒めるのが上手な人なんだな
その笑顔で何人の女性を惚れさせて来たのだろか

なんて考えてると不思議そうな顔をして
「 よろしく 」と差し出してくれた。


差し出された手を握ろうとした瞬間