星と月のセレナーデ






「 カフェオレ好きなのか? 」

『 うんッ!あ、でもね?このメーカーが好きッ! 』

「 そうか 」



短い会話が終わり沈黙が流れる

嫌な沈黙じゃなくて
なんだか落ち着く

ん?あれ?でも私なんで呼ばれたんだっけ?



『 そう言えば、お話ってなんですか? 』

「 あっ、あぁ... 」



答えを待つように
カフェオレを飲みながら彼の言葉を待った



「 お前、俺とどこかであってねぇか... 」



真っ直ぐに私を捉えた瞳
なぜか、その瞳は少し不安そう

どうして?



『 金曜日 駅のロータリーで会いましたよね? 』



よく記憶力はニワトリ以下と言われる私でも
彼のことは覚えてた。

いや、覚えてたというより
忘れられなかった。