星と月のセレナーデ






呆れた彼とは裏腹に鼻を擦りながら
止まった教室を見上げれば


[ 会議室 ] そう書かれたプレートを見つける


彼はなんの躊躇いもなく
ドアに手を掛けて中へと入る。



『 な、なにここ... 』



真新しいものがずらりと並んでいる
異様な光景に唖然とすることしか出来ず
扉の前でピタリと足が止まる

ソファーにガラス張りのテーブル
テレビ、冷蔵庫

ここで生活していてもおかしくはない程
生活的な部屋だった。



「 適当に座っとけ 」



私に背を向け、冷蔵庫へと向かう彼の言葉に従い
ドアの近くのソファーへ腰を落とす