「部屋散らかっててごめんね。」
私は申し訳なく思い謝る。
「全然。俺の部屋より綺麗で羨ましい」
先輩は私の顔を見ながら恥ずかしそうに笑っている。

少しの沈黙の後私より先に先輩が口をひらいた。
「なぁ香琳?俺やっぱりお前から離れたくないよ」
俯いている先輩は小さな声で呟いた
「私も離れたくないよ。でも自分に自信がない。」
先輩のことずっとそばで応援していきたい。
もちろんそうなんだけど、、、
「俺なら絶対大丈夫って自信が俺にはある。寂しかった電話すればいい。ダメなら会いに帰ってくる。俺頑張るからさ」
先輩はこんなにも私のこと考えてくれてたんだ。