キミとオジサン

「クーラー寒い?
いつも丸まってるから…」


シャワーして
ソファーに座ってる私を見てオジサンが言った


「うん、少し…」


ピピ…


オジサンがクーラーを弱めてくれた


「ありがと」


「ホント猫みたいだね、キミ」


オジサンがそう言って
私の喉を撫でた


「ぐうぇ…」


変な音出た


オジサンが笑った


「私、猫じゃありません!」


人間です!

オジサンには猫に見えてる


やっぱり当てはまってないや…


「ごめん、ごめん…」


「じゃあ、カホって呼んでもいいよ」


「え…」


「オジサンの飼ってた猫
カホっていう名前だったんでしょ
キミじゃなくて、カホでいいよ!」


「あー…
アレは…」


「ニャー」


アレ?

オジサン笑ってくれると思ったのに…


オジサン???


「オジサン…痛い…」


オジサンに肩を強く掴まれた


「あ…ごめん…」


なに?今の?

近かったし
押し倒されそうだった