「間に合ったわー」
3人しか座っていないバス。


「いつもえらいなぁ!少しくらいならバス停でキミたちのこと待ってやってもいいのになぁ。」
バスのおじちゃんがガハハと大声で笑う。



「そーいうわけにはいかねぇって!そんなこと言ったらスミカがもっと遅く家出るからさ!」
ハヤテは私の方をニヤリとみて小馬鹿にしてきた



「まぁそういう融通が効くところがこの田舎の良いところだよ」
アオバが慰めるめるようにこっちを見る



そうだ。ここは田舎だ。