「いらっしゃいませー!」

「肉まん四つください」


「かしこまりました〜!」
店員が肉まんのケースから取り出している。


「え?四つなの?」
私がアオバに聞く。


「だって、おれ部活終わったばっかで腹減ってるからね」
そうだ。アオバは部活してたのだ。
私とハヤテは休みだったけど。


「ばーか!」
けたけたとハヤテが指差して笑う。



「すぐ煽らない」
アオバが背中をべしっと叩く。


「イテッ!」


「あははっ」