兄妹 ~禁断の恋が動き出す運命の一夜~

「少し冷たいな。シャワー浴びてこい。」
「・・・うん」
蓮人は私が持っていたペンをとり机に置くと、ベッドの机を片付ける。
そして私がベッドから出るのを手を添えて支えてくれた。

「じゃ」
「うん」
私が入院しているのは個室の部屋で、部屋の中に備え付けのシャワー室がある。
だいたいは蓮人がまだいる時間に私はシャワーを浴びて・・・。


シャワーを浴び終えてシャワー室の扉を開けると、蓮人がドライヤーを手にして待っている。
椅子に座り、家から持参しているいつものドライヤーで蓮人に髪を乾かしてもらう私。

温かな風を感じながら、髪に触れられる心地よい感覚に眠くなる。