「それでね」
「危ない」
話に夢中になって、階段を踏み外しそうになる私に、蓮人はとっさに腕をつかむ。
「おっと危ない。それでね?」
こんなやりとりも日常茶飯事で、私はすぐにまた話始める。
蓮人は「うん」と相槌を打ちながら、私の足元にまで気を付けて歩いてくれる。
「昨日夜中に泣いてる子がいてね?」
「うん」
「思いだしちゃった。子供のころはよく私入院中泣いてて、お母さんかお父さんが付き添ってくれてたなって。」
「うん」
「・・・」
病院の中庭の定位置であるベンチに座った私たち。
「危ない」
話に夢中になって、階段を踏み外しそうになる私に、蓮人はとっさに腕をつかむ。
「おっと危ない。それでね?」
こんなやりとりも日常茶飯事で、私はすぐにまた話始める。
蓮人は「うん」と相槌を打ちながら、私の足元にまで気を付けて歩いてくれる。
「昨日夜中に泣いてる子がいてね?」
「うん」
「思いだしちゃった。子供のころはよく私入院中泣いてて、お母さんかお父さんが付き添ってくれてたなって。」
「うん」
「・・・」
病院の中庭の定位置であるベンチに座った私たち。



