兄妹 ~禁断の恋が動き出す運命の一夜~

「そういえばお昼の番組で〇〇駅に新しいパンケーキのお店ができたってやっててね」
「うん」
「今度行きたいけど週末は1時間以上待つことがあるんだって。でもそこのクリームたっぷりのパンケーキがあってね」
「うん」
「高さ20㎝なんだけどね」
「うん」
「すっごいおいしそうなの」
「そっか」
話し続ける私。蓮人の反応はそっけない。
これはいつものことで私は特に気にしない。

ただ、一日中発していなかった声を発したい。
言葉を発したい衝動に駆られている私と付き合わされている兄状態。