兄妹 ~禁断の恋が動き出す運命の一夜~

「大好き」
「おまっ・・・やめろよ・・親の前で恥ずかしいだろ。」
不意打ちで言った言葉に耳まで真っ赤になる蓮人。

私は微笑みながら並んだお墓を見る。

「ただいま」

「ただいま」

微笑む私の手をそっと握る蓮人。


どこまでも青い空や、温かく心地よい風、風になびく草花・・・。

まるで大きな何かに包まれているような感覚を感じながら、私たちはここからまた歩き出す。