兄妹 ~禁断の恋が動き出す運命の一夜~

いつの間にかベッドにうつっていた体。
蓮人が抱いて運んでくれたのだろう。

すっぽりと布団に包まれた体。
天井からベッドの横に視線を移すとそこには、蓮人が自分の腕を枕にして眠っていた。

「・・ん・・・」
私の声にすぐに目を覚ましながらも、まだ眠そうに瞬きを繰り返す蓮人。
「体調は?」
眠そうなまま、目をこすり私に聞く蓮人。
「・・・うん・・」
蓮人はいつの間にか用意していた体温計で私の熱をはかり、少し険しい表情になった。
「何度・・・・?」
「38度」
私の状態がこんなで、赤ちゃんは大丈夫なのだろうか。