兄妹 ~禁断の恋が動き出す運命の一夜~

入院するたびに社会から置いて行かれてしまうような気持ちになる私。
そんな私が心折れず、くじけずに今日までこれたのは、いつも寄り添って隣に居てくれた蓮人がいたからだ。

なのに・・・なのに・・・

「ごめんなさい・・・蓮人・・・ごめんね・・・」
あふれ出した涙も、後悔も、止まる術を知らず私はただただ涙を流し続ける。

「優莉」
私の体を抱きしめながら、蓮人はただただ背中をさすり私の名前を呼び続ける。

私はしばらく蓮人の胸の中で蓮人に謝り続けて、いつの間にか眠ってしまった。