兄妹 ~禁断の恋が動き出す運命の一夜~

あきれ顔の母をよそに食べ進める私たち。

「おはよう」
そうこうしているうちに父が起きてくる。
「おはよう」
いまだに熱々の両親。

最近では旅行に付き合わなくなった私たち。
夫婦水入らずで旅行に行ったり、キャンプに出掛けることが二人の最近の楽しみになっているらしい。

「ごちそうさま」
お腹いっぱいの感覚になり、部屋に戻ろうとすると
「優莉、あと一口ずつ食べなさい」
と席に着いた父が言う。