兄妹 ~禁断の恋が動き出す運命の一夜~

「いただきます」
先に座って朝食を食べ始める蓮人。

私は蓮人と自分の分のオレンジジュースをコップに入れて席につく。
「サンキュ」
「うん」

言葉にしなくても、何となくできている役割分担。

家族だから当然なのか、双子だからなのか、阿吽の呼吸とはこういうものなのだろうと思う瞬間がたくさんある。

「いただきます」
食べ始める前に、蓮人の更にサラダからニンジンをとって入れる私。
蓮人は私にトマトを入れる。

「こらこら、あんたたちいくつになったと思ってるの?」