兄妹 ~禁断の恋が動き出す運命の一夜~

私が洗面台で髪を濡らし、顔を上げると、鏡越しにヘアアイロンを持って待っている蓮人と目が合う。

「今日はどんな風にセットしますか?」
「適当で」
「了解。」
蓮人はいつもこうして私の髪をセットしてくれる。

私よりも私のヘアセットが上手だ。

「よし、完成。」
身支度が終わると、二人でリビングに戻る。

「うまそう。」
毎日手作りの朝食を用意してくれる母。
今日は手作りのパンとサラダ、コーンスープだ。