兄妹 ~禁断の恋が動き出す運命の一夜~

私は両親にこれ以上心配をかけないように、自分の部屋に向かった。

布団の中に入り、何も考えないようにと眠る努力をする。

でも全然眠れない。

しばらくして、遠慮がちに階段を登る足音がした。

間違えるはずがない。
この足音は蓮人の足音だ。

目を開けて時計を見ると10時を過ぎていた。

・・・。
静かに自分の部屋に入っていく蓮人の足音。
私は思わず布団から出て、ベッドに座り壁にそっと触れた。