兄妹 ~禁断の恋が動き出す運命の一夜~

全身が恐怖でがたがたと震える。

どうしよう・・・・・・


「おいっ!!」
その声に私は全身の力が一気に抜けた。

その場にしゃがみこむ私。
急に自由になった手に、反動で地面に思い切り尻もちをつく。

「何やってんだよ!」
頭上で聞こえる声にも恐怖がまだ覚めなくて視線をあげることができない。

少ししてやっと怖い声が聞こえなくなると、目の前に大きな体を小さく丸めて私の顔を覗き込む修平がうつった。