そしてその姿を探しながら、修平がどんな人と一緒にいて、周囲の人とどんな表情をして接しているのか、どんな服装をしていて・・・と、どんどん気になっていくことに気づいた。

修平はかなりモテる。
友達もかなり多いようで毎日一緒にいる男友達がいるけれど、その友達以外にも一緒に過ごす人がたくさんいるようで、キャッキャとした明らかに私とは違うタイプの女友達も多いようだった。

修平の周りには常に5~6人の友達がいる。
その中心に必ず修平はいた。

「優莉、よっ」
「よっ」
いつの間にか、私は修平から声をかけられると自然に返事を返せるようになっていた。