「なにそれ、可愛すぎ」
そう言って、また私にキスを落とす新くん。
もう心臓がドキドキしすぎてもたないよぉー!
「あっ、そうそう! 俺、春花ちゃんに言っておきたいことがあるんだけど……」
「なに?」
「実は俺、春花ちゃんといっしょの大学に受かってたんだよね」
「えっ!? そうなの?」
それって、新くんといっしょに大学生活を送れるってことだよね。
「そう。だから、これからは大学とバイトでも春花ちゃんといっしょだよ」
「そうなんだ。スゴくうれしい!」
新くんと両想いになっても、大学ははなればなれで寂しいなって思ってたから、新くんと学生生活を送れるなんて夢みたいだ。



