「ちょ、ちょ、ちょ!何してんだよ!!」 遅れてきた颯が俺を引き剥がす。 「いいんだ、颯。俺が悪いんだ」 「自分からゆづを面倒見といてって預けた事なんか一度もない」 「わかってる」 「じゃあ…なんでっ……」 「璃音…」 「あいつ…奏音は……自分のこと駄目な母親だって責めてた」 「えっ…」 俺はそれだけ言ってカバンを持って教室を出た。 涙が止まらない。 まさか桃真が。 俺の親友が奏音に言ったなんて…。