「「こんにちはー!」」 桃真と颯も。 「みんなは家族で食べないの?」 「来ちゃった♡」 そう言って後ろから顔を覗かせているのはそれぞれの親。 「みんなで食べた方が美味しいもんね」 あたしは言った。 「奏音ちゃん、ゆづちゃん抱っこしていい!?」 「ゆづにはばあばがいっぱいだな」 桃真が言った。 「ほら、これゆづちゃんに」 「えー、ありがとう」 みんな会う度会う度沢山ゆづにくれる。 「ゆづよかったねー」 「うー」