「お邪魔しまーす」 「あらぁ、奏音ちゃんいらっしゃい。ゆづちゃんも」 「ゆづ、こんにちはは?」 ゆづはペコーっと頭を下げる。 「どしたの?今日そんなオシャレして」 「んー?桃真に会う為ーっ」 「よく言うよ(笑)」 「ほんとだよっ」 あたしは桃真に顔を近付ける。 「お前男の部屋でそんな挑発するよーな事言うな」 桃真にくるんとひっくり返されてしまった。