ガタンッ。 あちゃー。 月樺は持っていた物を置いて走って行ってしまった。 きっとあたしの部屋だな。 「俺何かした?」 「璃音のばか」 「え、俺?」 あたしは自分の部屋を覗いた。 いたいた。 「ごめんね、泣いちゃって」 「いいんだよ、うちのばか弟がごめんね」 「んーん」 「一番幸せにしてほしい人に幸せになれよとか言われたくないよね。しかもただの幼なじみみたいな言い方しやがって...女心わかってないお子ちゃまなんだ」 「そーいうとこもすきなの」 「.......そっか」