……この人、前にも見たような……それに、いつから私の後ろにいたの? 直感的にやばいと思って急いで離れようとした時。 「っ、」 ゆっくりとその人から笑顔が消えた。 何も言われてないしされていないのに、体が固まったように動かない。 ただその真っ暗な瞳に、呑み込まれてしまいそうな気がした。 ……怖い……。 朔もヤバい奴だけど、こんな風に思うことはなかった。 たぶん、朔の悪意が私に向いたことがなかったから。 この人の視線からは、悪意しか伝わってこない。