暁は俺を抱きしめたまま動かなくなった 「いぶ…いぶ…いぶ」 存在を確認するかのように名前を呼ばれる 「ん…ごめん…」 俺の消えそうな声でそう言うと暁の押し殺したような泣き声だったのが子供のように泣きじゃくり出した そんな暁にただ謝ることしか出来ない俺自信にムカついた しばらく経って暁を落ち着かし、明日色々説明するといいここを後にして俺は喫茶店に向かった