まだまだ飛ばすのがへたくそな私の紙飛行機を、逢和君が上手にキャッチして拡げる。
「…あー…」
私にチラ、と目配せしてバツが悪そうな顔をする逢和君。
あれ…聞いちゃいけなかったかな…?
逢和君が暫く考えてから呟いた。
「……座りたかったから」
…?
「寧々の、隣。」
ドクン。
逢和君の言葉が、
また私の心臓を大きく狂わせ始める。
「元々俺の席だったのになーって」
逢和君が外に向かってため息まじりに言った。
「え……」
なんかそれ、
勘違いしちゃいそ…
ハッと口を押さえた。
振り向く逢和君。
わたし今、声出しちゃった!?
「…」
…?
くしゃみ出ない…?
「…背中向けてるとセーフなんかな」
オレンジの夕日に照らされながらフ、と笑った逢和君の横顔がすごく綺麗で、なんだか大人っぽく見えて
どうしようもなく胸がときめいた。
「…あー…」
私にチラ、と目配せしてバツが悪そうな顔をする逢和君。
あれ…聞いちゃいけなかったかな…?
逢和君が暫く考えてから呟いた。
「……座りたかったから」
…?
「寧々の、隣。」
ドクン。
逢和君の言葉が、
また私の心臓を大きく狂わせ始める。
「元々俺の席だったのになーって」
逢和君が外に向かってため息まじりに言った。
「え……」
なんかそれ、
勘違いしちゃいそ…
ハッと口を押さえた。
振り向く逢和君。
わたし今、声出しちゃった!?
「…」
…?
くしゃみ出ない…?
「…背中向けてるとセーフなんかな」
オレンジの夕日に照らされながらフ、と笑った逢和君の横顔がすごく綺麗で、なんだか大人っぽく見えて
どうしようもなく胸がときめいた。



