かみさまは あきました。




うまれかわっても なんども なんども 

おなじことを くりかえすふたり

なんども ないて なんども だきあうふたりにまけて

のろいを といてあげました。

ふたりのえがおが みたくなったのです。




…が




やっぱり ふたりのなかのよさに しっとした かみさまは、

こんどは おひめさまに いたずらをしました。

それは

ちょっといじわるな いたずらでした。





つづ く ?