[短編]大好きな幼なじみに突然キスされて。

「はは……まさか」


異性からそういう対象として見られないのはあたしが1番わかってる。


「もうー琴美は素材がいいんだからもっと磨かないと」


「あたしなんかムリだって」


女子どうしのお世辞かなーなんてわかっていても褒められると嬉しい。


けど、合コンはあんまり乗り気にはなれないな。いまはそんな気分じゃないし。


「合コンはいいかな」


「またー、そんなこと言って。やっぱり幼なじみが気になってるんでしょ?」


「違うったらー、ナオはただの幼なじみだから」


「えー、絶対お似合いだと思うけどな」


「だってちっちゃい頃から知ってるし、そんな関係になるわけないよ」


「ああっ」


するとユナがすっとんきょうな声をだしたからびっくりした。


「え、どうしたの?」