すぐに追いついてきたナオに肩をつかまれた。
「追いかけてこないで」
ほんとはわかってる。
ナオは優しいからこういう時、あたしを1人にしないってことを。
きっとあたしの様子がおかしいって気がついてるんだ。
だけど、すぐには顔をあげられなかった。
「琴美……」
「ナオのばか、篠原さんにもっと優しくしてあげなきゃ」
「おまえそれ本気で言ってる?」
「もちろん」
「だったらどうしてそんな顔するんだ?」
「……」
いまどんな表情をしているのかなんてわからないよ。
だけど心の中は嫉妬でくすんでる。
そのことだけは、はっきりわかる。
「琴美……俺、篠原のことはなんとも思ってない」
「追いかけてこないで」
ほんとはわかってる。
ナオは優しいからこういう時、あたしを1人にしないってことを。
きっとあたしの様子がおかしいって気がついてるんだ。
だけど、すぐには顔をあげられなかった。
「琴美……」
「ナオのばか、篠原さんにもっと優しくしてあげなきゃ」
「おまえそれ本気で言ってる?」
「もちろん」
「だったらどうしてそんな顔するんだ?」
「……」
いまどんな表情をしているのかなんてわからないよ。
だけど心の中は嫉妬でくすんでる。
そのことだけは、はっきりわかる。
「琴美……俺、篠原のことはなんとも思ってない」



