はあ、なぜだか彼の唇にばかりに目がいってしまうよ。
ツヤツヤでプルプルの柔らかそうな唇。
実際、柔らかかったなぁ、なんて……。
そんな変態みたいなことを考えちゃってるあたしってヤバいかも。
「ナオ、ほんとに内田のことが好きだよなー。早く付き合っちゃえば?」
ナオをうっとり見つめていたら、井上が余計なことを言ってきた。
これぞ、幼なじみ男女に放つNGワード第一位。
余計なお世話だってば。
しかもそれ、今この瞬間に言われるのが恥ずかしすぎる。
ナオがあたしを好きだなんてそんな都合のいいことがあるわけない。
「んーそうだな。琴美、どうする?」
うわっ、そんなのズルイ。
こっちに振らないでよ。
「えぇ、う、あっ」
うまく言葉にならなくて焦った。
ツヤツヤでプルプルの柔らかそうな唇。
実際、柔らかかったなぁ、なんて……。
そんな変態みたいなことを考えちゃってるあたしってヤバいかも。
「ナオ、ほんとに内田のことが好きだよなー。早く付き合っちゃえば?」
ナオをうっとり見つめていたら、井上が余計なことを言ってきた。
これぞ、幼なじみ男女に放つNGワード第一位。
余計なお世話だってば。
しかもそれ、今この瞬間に言われるのが恥ずかしすぎる。
ナオがあたしを好きだなんてそんな都合のいいことがあるわけない。
「んーそうだな。琴美、どうする?」
うわっ、そんなのズルイ。
こっちに振らないでよ。
「えぇ、う、あっ」
うまく言葉にならなくて焦った。



