「笑美、弁当食べに行こう?」


「うん」




隣のクラスから人が何人も出てきた。

そぅだ…。岡田くんは隣のクラスにいるんだ……。








「修平、唐揚げ買おう」

「おぉ」




教室を飛び出した岡田くんと、目が合った。



「「…」」



「唐揚げって何円だっけ?」

反らしたのは、…岡田くんだった。










予想してたのに、実際されると………悲しかった。…嫌…だった。



1人でこっそり泣いていた。