「ってか、笑美最初岡田くん恐がってなかった?」
「あー確かに」
「最初は……怖かったよ?でも今は怖くない。優しいよ?」

「「………はぁ」」

「た、ため息つくような嫌な事言ったっけ!!??ご、ごめんなさい;;」
「あー違う違う」
「へ?」



「あたしらホント似ててさ、意見ばっちり合うの」
「果穂もあたしもそーゆーのろけ話聞くと笑顔になっちゃうのよ(笑)」
「だからじゃんじゃん言っちゃって!!」


な、何だ……よかったぁ…。




「さっきは何岡田くんと笑い合ってたのよ」
ニヤニヤしながら美香はきく。
「あぁコレ」
そぅ言って左手を顔の近くに差し出す。
「「臭っ!!」」

そんな事で笑い合えて嬉しかった。